義務化される相続登記についてきちんと学んでおこう

まずは司法書士に相談だ

不動産相続なら司法書士のサポートが有益

time 2022/06/06

不動産相続なら司法書士のサポートが有益

遺産を相続するに際して手助けをしてくれる専門家と言えば、弁護士がすぐに思い浮かびます。弁護士はあらゆる法務のエキスパートとして、相続に関する法律上の基本的なルールから諸手続きの代理に至るまで、総合的にサポートしてくれます。一方、司法書士もまた頼りになる存在です。司法書士は多種多様な書類の作成を手がけるプロフェッショナルですが、中でも登記に関する書類の作成には豊富な実績があります。

そればかりか、書類作成に必要な各種調査業務なども取り扱っているため、登記が必要な財産の相続、すなわち不動産相続を伴う場合は大きな助けとなってくれます。現金や有価証券といったその他の財産と同様、不動産もまた相続の対象となりますが、基本的な手続き自体は他の財産と変わりありません。まずは財産の内容や評価額などを調査し、複数の相続人がいる場合はそれらをどのように分配するかを話し合います。そして話し合いが整えば、分割協議書を作成してその証拠とします。

ただ、不動産相続はその後さらに、所有権が移動した旨を登記する必要があります。登記を行わないでいると権利を正当に承継したことを第三者に対して証明できなくなってしまい、たとえば相続した土地や家を売却したり、不法に占有している人に立ち退き要求をしたりする際に支障をきたします。司法書士は、こうした不動産登記に関わるプロフェッショナルです。不動産相続には1人が単独で相続するだけでなく、複数の共有名義にしたり、一部だけを売却したりなどさまざまなパターンがありますが、それぞれの状況に応じて正しい手続きが行えるようサポートしてくれます。

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