義務化される相続登記についてきちんと学んでおこう

まずは司法書士に相談だ

相続登記の手続きは司法書士に

time 2022/07/18

相続登記の手続きは司法書士に

土地や建物のような不動産は、ハウスメーカーや工務店と請負工事契約を結んで新築によって取得すること、不動産会社を通じた売買によって中古物件として取得することのほかにも、亡くなった人から相続によって取得することがあります。相続の場合にはハウスメーカーなどの関与はありませんので、相続登記の手続きもすべてひとりで行わなければならず、不安が大きい面もあるはずです。こうした場合にはやはり不動産登記のエキスパートである司法書士にまずは相談をしてみて、くわしい手続きの流れを把握した上で臨むのがもっともかしこい方法といえるでしょう。相続登記をしようとする場合には、まずは誰が法定相続人にあたるのかを戸籍謄本などをもとにして調査し、あわせて遺産の全容も明細などを作成して明らかにするところからはじめます。

遺言がある場合には別途の手続きとなりますが、そうでなければ通常は相続人全員で集まって話し合いをし、具体的に誰がどのような遺産を受け取るのかを決めて、その旨を遺産分割協議書として作成しておきます。遺産分割協議書が作成できた場合には、戸籍謄本や印鑑登録証明書などのその他の証拠書類や申請書とともに、管轄の法務局に対していよいよ相続登記の申請をすることになります。これらの手続きは複雑で添付書類の多さも際立っていますので、なかなか知識のない人が取り組むのにも大変です。そこで司法書士のアドバイスを得てひとつずつ難関をクリアするわけですが、それでも難しい場合は司法書士に手続きそのものを一任する方法もあります。

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