義務化される相続登記についてきちんと学んでおこう

まずは司法書士に相談だ

相続登記は司法書士が頼りになる

time 2022/07/21

相続登記は司法書士が頼りになる

法律によって定められた国家資格はいろいろとありますが、弁護士・司法書士・行政書士といえば法律そのものに関連した業務にたずさわる国家資格をもつ専門家として知られています。このなかでも司法書士は不動産登記に関連したことがらを取り扱っており、マイホーム購入の際の所有権保存登記をする場合などに接触の機会があります。もっともマイホームの購入であれば不動産会社やハウスメーカーのスタッフが事務のコーディネートを行っていますので、実際には購入者みずからが司法書士に相談をしたり仕事を依頼したりするケースは少なく、ほとんど不動産会社などの指示にしたがって出来合いの書類に署名をしたり印鑑を押捺する程度といえます。こうした場合とは様子が異なるのが相続登記です。

亡くなった人が生前にもっていた財産のひとつとして、土地や建物などの所有権を相続により取得した場合、名義を変更するために相続登記の手続きをすることが必要です。しかし相続登記をするケースでは不動産会社やハウスメーカーの関与はまずありませんので、すべて相続した本人が行動することになります。そうはいっても手続きのしかたがまったくわからず困ってしまうことは少なくはないはずです。そこで頼りになるのはやはり司法書士であり、こうした場合の相談なども受け付けていますので、気軽に申し出てみるのがよいでしょう。

プロとしての知識と経験をもとにして、相続登記に関していろいろとアドバイスをしてくれるはずです。もちろん相続登記の申請書の作成から提出までの一連の業務を代理してもらうことも可能です。

down

コメントする