義務化される相続登記についてきちんと学んでおこう

まずは司法書士に相談だ

相続登記にかかる費用について

time 2022/09/15

相続登記にかかる費用について

相続登記は、不動産の所有者が亡くなり相続によって新たに不動産を所有した人に名義変更をするための手続きです。相続登記にかかる費用に関しては、手続きを自分でおこなう場合と専門家に依頼する場合とでは違いがあります。相続登記を自分でおこなう場合に必要な費用は、登録免許税と必要書類の取得手数料になります。登録免許税とは、相続登記を申請したときに法務局に納付する税金のことです。

税額は土地や建物、マンションなどの固定資産評価額に税率をかけて計算します。必要書類の取得手数料とは、申請する際に法務局へ提出する書類を取得するための手数料です。必要な書類は被相続人の出生から死亡までの除籍謄本や相続人の戸籍抄本または戸籍謄本、相続人全員の印鑑証明書や手続きする不動産の固定資産評価証明書などです。専門家に相続登記を依頼する場合にかかる費用は、自分で手続きをおこなうために必要な費用に加えて専門家に支払う報酬になります。

依頼する専門家は主に司法書士になりますが、相続手続きも手伝ってもらいたい場合には弁護士や税理士も選択肢に入ります。司法書士に依頼する場合の報酬は必要書類の取得から書類の作成、法務局への申請手続きなど包括的に依頼した場合の相場は8万円から15万円程度です。事務所や事案によって違いがありますので、依頼する前に報酬額を確認することが大切です。また、弁護士に依頼する場合は着手金10万円からが一般的で、税理士に依頼する場合も10万円程度からが一般的な相場になっています。

弁護士や税理士に依頼する場合の留意点は弁護士は登記業務をおこなわないのが一般的で、税理士に関しては、登録手続きはしてくれません。

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