義務化される相続登記についてきちんと学んでおこう

まずは司法書士に相談だ

相続登記の費用と種類

time 2022/09/21

相続登記の費用と種類

相続登記の費用は登記を行う方法や、相続した不動産の数などにより異なります。また、相続の仕方によっても相続登記の費用には違いが出るでしょう。予算が少ないためできるだけ相続登記の費用を抑えたいといった場合には、司法書士などの専門家に依頼せずに自分ですべて行う方法もありますが、この場合には手間と時間がかかります。相続登記の費用を別途用意して専門家に依頼すれば、知識不足によるミスなどを防止して登記を完了することができます。

相続登記の費用としてまず代表的なのは、書類取得に関連するものでしょう。登記を行うためには戸籍謄本や除籍謄本、改製原戸籍謄本などを集める必要がありますが、これらはそれぞれ1通ごとに取得料金がかかります。たとえば戸籍謄本の戸籍全部事項証明書では1通450円、除籍全部事項証明書では1通750円が必要です。それぞれの金額としては大きなものではありませんが、すべて集めようとすると結果的に予想外の高額になることが考えられます。

被相続人から相続人にマンションを渡すだけといった場合であっても、平均して10通前後の書類を集めなければいけません。次に必要になるのが専門家への報酬です。相続に関連する登記といえば、司法書士に頼む依頼する人が多いのではないでしょうか。司法書士への依頼を行った場合は事務所によって金額が異なります。

報酬は自由金額のため固定されていませんが、5万円から20万円ほどを予算として組み込むと良いでしょう。

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