義務化される相続登記についてきちんと学んでおこう

まずは司法書士に相談だ

相続登記は義務化される前に手続きを済ませましょう

time 2022/10/06

相続登記は義務化される前に手続きを済ませましょう

不動産を遺産として相続する相続登記ですが、2024年から義務化されるのをご存知でしょうか。実は、今までは特に手続きをしなくても、法律で裁かれることはなかったのですが、その結果所有者が不明の土地や建物がかなり増えてしまいました。所有者が不明なので、再開発または公共事業などができにくくなってしまいます。このようなこともあって、2024年4月に義務化されることに決まり、その時点で未手続きの場合は罰金の対象となりました。

ですから、相続登記をしなければならないと思いつつ先送りしている人は、義務化される前に早めに手続きを済ませるようにしましょう。手続きは法務局に行って、自分で済ませることもできます。ただしこの場合は、必要書類はすべて自分で取得することになるので、その分時間や手間がかかることになります。一方で、司法書士に依頼するという手もあります。

司法書士は書類取得などはすべてやってくれるし、何と言っても相手は相続の専門家なので、安心してすべてをまかせることができます。ただ司法書士に頼んだ場合は、報酬に加えて実費などの費用が発生します。また不動産を相続するということは、場合によっては、親戚の間でトラブルになる可能性もあるということです。そのような時は、最初から弁護士に頼んでみるといいでしょう。

弁護士も相続登記の手続きはできますし、何よりも、相続を巡って裁判になった場合は、裁判そのものをその弁護士に委ねることができるからです。

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