義務化される相続登記についてきちんと学んでおこう

まずは司法書士に相談だ

相続登記の義務化について

time 2022/10/12

相続登記の義務化について

相続登記はこれまで義務化されていませんでしたが、その結果不動産相続が発生してからも長期間相続登記がなされないまま放置されている土地や建物が増えてきてしまいました。相続登記がなされないまま次の世代の相続が発生すると、そのうち不動産の本当の所有者が誰なのか段々と分からなくなっていってしまいます。このような土地や建物が増加することは、地域の再開発や災害時の復興事業を行う際の障壁となってしまうかもしれません。このような悪循環な状態を改善するために、国は2024年4月1日から法律を改正して不動産相続が発生した際の登記を義務化することにしました。

原則として3年以内に申請手続きを行わなければならず、これを怠ると100、000円以下の過料が科される可能性が高いです。相続登記の義務化と聞くと何となく難しいイメージがあるかもしれませんが、信頼できる司法書士の先生に相談すれば効率的に作業を行うことができるので恐れることはありません。司法書士の先生は相続登記の申請だけでなく不動産に関する様々な登記を行っているので、豊富な知識と経験を保有しているので頼りになります。新しい法律の施行は2024年4月1日からですが、施行後はそれまでに発生した不動産相続についても効力が適用されるので注意が必要です。

過去に発生した不動産相続で不安なことがある人は、早めに司法書士の先生に相談してスッキリさせておくのが良いかもしれません。

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